【水墨画】落款の位置は大丈夫?作品の完成度をよりUPさせるために

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

落款についてご存知ですか?

作品完成後、落款印の位置に
迷ったことはありませんか?

「この位置で大丈夫だろうか?」
「落款印のサイズは?」

「落款を入れる意味は何?」

えっ!そこからですか?(笑)

でも大丈夫!!
この記事を見れば
初心者の方の不安は
解消されます。

というわけで、
今回は落款について
調べてみました。

描き手としてだけでなく、
鑑賞者としても
是非知っておきたい。

落款”の持つ意味や
面白さを探って
みたいと思います。

どうぞ最後まで
お付き合いください。

目次

【水墨画】落款とは

引用:「蘭亭序」王羲之 ウィキペディアより

落款=印章と思いがちですが、
正式な名称があります。

【水墨画】落款とは略語です

落成款識らくせいかんし
落款印章』の略語です。

【水墨画】款記+落款印

書画制作時に
その場所や状況、
制作の動機、詩文などを
記した文のことを
款記といいます。

その文とともに
押印する印章のことを
落款印と言います。

つまり

落成款識=款記+落款印

ということになります。

【水墨画】落款の目的は?

引用:メトロポリタン美術館蔵 ウィキペディアより

落款は完成品の証し

『これは自分の作品に
間違いありません』
『これは自分が手掛けた完成品です』
という証明のためです。

落款は所有物の証し

また別の意味もあります。

落款の沢山入った絵画が
中国絵画によく見られます。

『これは私の所有物です』

という意味合いで、
持ち主が変わるたびに
落款が増えていくことになります。

落款印で贋作を防ぐ

あとでも述べますが、
これがサインだけだと
真贋の問題が出てきます。

特徴ある落款印を
使用することによっても
贋作を防ぐ目的を持つ
ことになるんですね。

落款の美術品的価値

もうひとつ美術品的価値の
見方があります。

『作家ものであるかどうか』

有名な作家の落款が
あるかないかで
そのものの価値が
全く変わってきます。

【水墨画】落款も画の一部

日本は中国をお手本として
行なわれるようになります。

鎌倉時代を境に
広まっていきますが、
最初は禅林僧から
始まったことでしょう。

西洋画で言えば
サインのことですが、
東洋画では落款も
“画の一部である”
と認識します。

「・・・一つの作品で
サインを施すにふさわしい場所は
一か所、それもただ一か所に
限られているからである。
真の画家ならば、作品によっておのずから
選定される署名の位置を見出せぬはずはない」
(『近代の絵画』ジョージ・ムーア著より)

この説は、最初の一文だけを除いて
読むと、ヨーロッパというより
むしろ日本の絵画について述べて
いるかの如き印象を受ける。・・・

引用:『河鍋暁斎』ジョサイア・コンドル著

これは建築家
ジョサイア・コンドルが
著書『河鍋暁斎』の中で
語った日本画の署名と
印章に関する文です。

この中で引用されている
『近代の絵画』は
油彩画の写実的作品に
対しての文章ですが、

コンドルは全く日本画の
ことを指しているようだと
語っているのです。

署名は『ここ!』

そのただ一箇所を
見つけるためには、
沢山の経験と工夫は
必須のようです。

【水墨画】落款には向きがある

大切なことは
画にも向きがある
ということです。

【水墨画】落款の向き/陰と陽

陰と陽
影と光
静止と動き etc

対局の関係ですが、
さて落款の位置は?

の部分ですね。

光と影なら、影の部分。
動きがある方向ならば、
その反対の部分に入れます。

目立ちすぎないように、
そしてしっかりと入れます。

これは額装であっても
軸装であっても同じです。

忘れてはいけない
大切なことは、
落款も画の一部
であることです。

【水墨画】落款の向き/温故知新

現代の作品を鑑賞していると、
あれ?と思うことがあります。

真っ先に落款印が目に
飛び込んでうるさく感じたり、
陰陽が逆になっていたり、と。

明らかに落款の効用を
無視したかのような
作品に出合うことがあります。

専門家の著書を読むと
古典的作品の中には
『惚れ惚れする』ような
落款印と署名があるように
書かれています。

実際、描き手の立場で
鑑賞すると「絶妙だな」と
関心するところに
配置されています。

もう1㎝ずれても
印象が明らかに違って
見えるんだろうな
と思えるほどです。

そのような作品に出会うと
なんだか得したような気分で、
すぐにでも制作に生かしたいと
思わずにはいられません。
(なかなかですが😅)

自信作の最後に入れる
落款で損するなんて
ガッカリ過ぎますよね。

やはり落款の意味するところを
しっかり掴んでおくことは
大切なことと言えそうですね。

そのためには温故知新

古典的作品に触れることが
早道だと思います。

『ここだ』という場所に
堂々と迷いなく潔く
入れられている落款は、
絵をさらに引き立てて
いるようで美しいです。

【水墨画】無落款のもの


お寺の襖や屏風には
落款のないものが
ほとんどです。

理由がありそうですね。

落款ありと無落款
との違いは、
商業目的であるか
ないかの違いです。

【水墨画】落款印を押印するには


ではここで実践編です。

【水墨画】落款押印のための道具

①落款印
②印泥
③印矩
④印影
⑤印鑑マット

落款印の大きさと目安

 

ハガキ、短冊 3~10㎜角
半紙~色紙サイズ 10~15㎜角
半切1/3、1/2 12~21㎜角
F6~F10 18㎜角
F15~F30(条幅) 21㎜角
全紙 21~36㎜角

 

サイズは標準的な目安です。
決まっているわけでは
ありません。

落款印の印泥の選び方


印泥は中国製のものが
人気があるようです。

色目の赤にもいろいろ
種類があります。

光明
明るい朱色
美麗
濃いめの紅系赤色
箭鏃(せんぞく)
鮮やかな黄口朱色

色目は特に決まっていないので
好みで選べば良いと思います。

書画では2両(60g)
量としても適当だと思います。

印泥は何から出来ているのでしょう?

実はよくわかっていない
らしいのです!!
中国の職人の秘伝の技
だからだそうです。

分かっている限りには、
辰砂(硫化第二水銀)を主原料に
植物の繊維と油を混ぜて
作られているということです。

水銀が入っているということは、
有毒! ということです。
くれぐれも誤って口に
入れないように取り扱いには
注意しましょう。

印泥を使用する前には
印泥を均一にするために
付属のヘラで団子状に
よくこねましょう。

保管が悪いと朱と油分が
分離して腐ってしまいます。

長持ちさせるために
注意しましょう。

・ホコリを入れない
・使用前によくこねる
・高温多湿の場所を避ける

印矩と印影の使い方


印矩とは印を正しく押す時に
定規の役目をするものです。

落款印を押印する段階まできたら、
まず『印影』を作ります。

いきなり押印するのではなく
位置を確かめるために使います。

印影の作り方

作品と同じ紙に
使用する落款印を
押印します。

押印した紙を
印ギリギリに
カットしたら
出来上がりです。

位置決め→押印

次に作品の印を押す
位置を決めます。

そこにカットした
『印影』を置いてみて、
ベストな位置かどうか
見てみましょう。

決定したら作品の下に
印鑑マットを敷きます。

位置を再確認して
『印影』を動かさないよう
注意して印矩を置きます。

ここがちょっと緊張するところ。

くれぐれも動かないよう
慎重に押印しましょう。

再印の場合

押印したあと、
しばらく印矩は
動かさないで
おきましょう。

なぜなら印泥の
付き方が薄い場合も
再度、印を押すことが
可能だからです。

使用後の手入れ

落款印も印矩も
使用後は柔らかい紙や
いらない和紙などで
印泥をきれいに
拭き取っておきましょう。

これを忘れると
次回の使用時に
作品を汚すことに
なりかねません。

【水墨画】落款即ち作品を守る

引用:呉鎮「蘆灘釣艇図巻」メトロポリタン美術館

①落款印と署名
②落款印のみ
③署名のみ

このうち避けたほうが
良いのはどれでしょう?

③署名のみ  ですね。

正式な落款とは
見なされません。

サインだけだと
贋作のおそれがあります。

また①か②を入れることは
商業的立場から真贋の
重要な判断材料なので、
商品となった作品価値を
守る役目もあります。

【水墨画】落款には情報がいっぱい


専門の学芸員の方々は
作品のことを研究するのに
まず落款を調べるそうです。

【水墨画】落款情報/価値の重み

何度も書きますが、
落款を入れるのは、
画の完成を意味する
ことです。

仮に、権力者のお抱え絵師や
大事業に携わった画家などを
想像してみてください。

完成させた証しを入れる行為に
緊張と重みは付きものだと
感じずにはいられませんね。

江戸時代までの権力者たちの
依頼であれば、ちょっとした
不手際があっても打ち首か
切腹ものだったかもしれません。

きっと全神経を集中させ、
息をつめて作業を行なった
ことでしょう。

その都度、神仏に祈り、
禊をしていたかもしれません。

そんなことを想像しながら
名画の鑑賞をしてみても
面白いのではないでしょうか?

【水墨画】落款情報/3つの印

古画を鑑賞すると
沢山の落款印が
押されている画を
確認できると思います。

落款印には沢山の種類が
あるそうです。

その中でも覚えて
おきたいのは次の3つ。

関防印
・描き始めのしるしとして
・飾りとして
・作品の締り役として
・“座右の銘”を入れる

白文印
・氏名、姓名(変わらない名前)

朱文印
・雅号または
・堂号(画室の名前など)

この三つの印と
署名・押印の場所を
押さえておけば
鑑賞時も制作時も
役立ちます。

【水墨画】落款情報/隠し落款

日本に伝わった
中国の絵画の中で
隠し落款
なるものが存在します。

文字通り、落款が隠れて
入っていることです。

中国は宋時代の
山水画にさかんに
おこなわれたようです。

時代背景からなのか?
立場によるものなのか?
画の流れを壊さないためなのか?

真相はわかりませんが、
自信作に名を刻みたいと
思うのは芸術家として
当然の行為だと思います。

今後もまだまだこのような
隠し落款のある作品が
出てくるのかもしれません。

【水墨画】落款情報/款記

さらに、
◎ 制作年月日
◎ 干支
◎ 完成時の画家の年齢
◎ 制作動機
◎ 注文主の名前や経緯  etc

落款に書き添えられた
事柄からも多くの情報が
得られます。

【水墨画】制作年代の推定


制作年代を推定するのに
画号、書風、印影などを
たよりに進められます。

【水墨画】画号でわかる

江戸時代以前の絵師たちは
字や画号を沢山持って
いるのが普通でした。

画歴を積んでいく中で
偉い身分の方から付与されたり、
何らかのきっかけがあることで
画号を変えていくことになります。

どの画号がいつの頃に
使われていたものかを
知ることによって
作品の制作年代が
明らかになるのです。

雪舟の場合

例えば室町時代の画僧、
雪舟等楊

守護大名、大内氏の庇護を受けて
周防国で活動し始めた時期に
雪舟”と改号します。

その頃、中国禅僧の
『雪舟』二大字の墨蹟を入手し
愛蔵したのが改名のきっかけ
となったとされます。

それまでの号、
つまり若い頃の号は
拙宗等楊
渡明前は仏画や人物画を
描いていました。

風景画が多くなるのは
雪舟と名乗ってから
のようです。

北斎の場合

極端な例があります。

葛飾北斎です。
改号は生涯30回。
春朗、北斎、宗理、
戴斗、卍 ・・・

北斎は水墨画家では
ありませんが、
改号だけを見ていくと、
特異で面白い例に
なると思います。

いろいろ理由が
あるようですが、
それまでの画号を
あっさり捨て去り、

まるで画号などいらない
とでも言っているかのように
脱皮していく姿は
画家としては異例では
ないでしょうか?

勿論改号するたびに
画風は変化し
進化していきます。

ひょっとして
まだ知られていない
北斎の画号が発見される
かもしれませんね。

引用:落款-葛飾北斎《西瓜図》宮内庁三の丸尚蔵館蔵 ウィキペディアより

中には歴史の闇に
葬られて研究が困難な
画家もいるようです。

等伯の場合

長谷川等伯と狩野派は
凄まじいせめぎ合いを
した仲です。

狩野派の中興の祖である
狩野探幽は古画の研究や
鑑定を行っていました。

等伯の屏風を修理した際、
等伯の名前を消しました。

等伯の事績を葬ろう
としたのでは?
と言われています。

探幽といえば永徳の孫。
一族の名誉を守るための
当然の行為だったかも
しれません。

引用:狩野探幽像(伝桃田柳栄筆)京都国立博物館 ウィキペディアより

しかし時代が下って
研究が進むことによって
暴かれて見えてくるものも
あるのですね。

【水墨画】書風の変化

同じ画家であっても
若い頃の署名の書体と
晩年の書体とでは
書く回数が格段に違う。

例えば若い頃は
しっかり楷書体で
署名していたものが、
熟練者になってくると
草書体でよりサラサラと
早く書けるようになる。

そのことによって
いつ頃の作品かが
推定できるわけです。

【水墨画】印影でわかる

絵画に押印された印影の中に、
欠けた個所を発見された
ことはありませんか?

落款印は長年の使用で
磨滅したり欠損が生じて
くることがあります。

専門家はそれがいつ頃か
制作年代の推定の
手掛かりにされます。

【水墨画】作品の偽物に注意


『飛び込み』という
専門用語があるそうです。

落款印のない作品に
第三者がある意図をもって
捺印することが
その意味するところです。

ということは?

落款だけで真贋を判断する
のはとても危険、
ということになりますね。

あるいは落款の
入っていない作品に、
所有者の希望で画家本人が、
後から落款を入れる
場合も少なからず
存在するようです。

これも研究者泣かせの
問題ですね。

この例なら現代でも
ありそうな気がしますが、
どちらにしても
落款の存在は大きい
ということが言えそうです。

【水墨画】証しとしての落款


「あと何年筆を持てるだろうか」

【水墨画】生きた証しとして

ある年代から自分の年齢を
作品に書き添える画家は
現代でも少なくないと思います。

『ある年代から』
と書きましたが、
現代人でも寿命というものは
本人が決められないもの。

あと何年筆を持てるか・・・
ふっと思う年齢になれば、
画家として足跡を記しておきたい
と思うのはごく自然なことです。

ましてや江戸時代ともなると
50年も生きられれば
長生きなほうだったでしょう。

【水墨画】策略としての落款

また長谷川等伯は
『雪舟五代』と入れたり、

曽我蕭白は曽我派の
後継者を名乗り
『蛇足軒』と入れたり、

策略的に自らを
主張するための落款も
存在します。

絵画の世界も生き残り
をかけて熾烈な争いが
あったのですね。

それが物言わぬ落款から
見えてくるのですから、
さらに興味深いと
思いませんか?

【水墨画】落款印と洒落っ気

出典:『蹴鞠布袋図』尾形光琳  《琳派》しこうしゃ

“落款印は作品のただ一か所に”
というお話をしました。

しかし時に例外のように
席画』などの
自由な作品の中には
それが当てはまらない
ことがあります。

『蹴鞠布袋図』尾形光琳
『猿蟹図』雪村周継

などなど

面白い印章の見せ方で
全く違和感なく
画面構成の一部として
作品を引き立てています。

【水墨画】落款印とエピソード


画家の落款印にまつわる
興味深いエピソードを
ご紹介したいと思います。

【水墨画】長澤蘆雪のエピソード

引用:ウィキペディアより/「虎図」 芦雪 無量寺

円山応挙の高弟である
長澤蘆雪の落款は、
「魚」“朱文氷形印”
称されています。

これには逸話が残っています。

蘆雪は名を魚、字を氷計
いいました。

 応挙の門人となった
修行時代のある寒い冬の朝

小川が凍ってその中に
魚が閉じ込められて
苦しそうでした。

帰りに気になって
覗いてみると、
氷が溶けて魚は自由に
泳ぎ回っていました。

次の日、師匠の応挙に
その話をすると、

師匠自身も修行時代は
苦しかったが、
氷が溶けるごとく
次第に画の自由を
得られたのだ。

と諭され、肝に銘じるべく
終生この印を使い続けた、
ということです 

蘆雪はある時期を境に、
自由を得たと得心したのか
故意に印を欠損させたと
されています。

蘆雪の場合は、
欠損前と欠損後という
制作年代の推定が
わかりやすい例になります。

【水墨画】落款の歴史

引用:「漢倭奴国王」 ウィキペディアより

ここで簡単に
落款の歴史を振返りたいと
思います。

東アジアの印鑑の文化は
とても長い歴史があり、
なんと約3500年ほど前に
中国で生まれました。

日本で最も有名な印鑑は?

そう『漢倭奴国王』
卑弥呼に送られた金印です。
この頃は祭事など
呪術的な役目が主です。

今のような使われ方は
大化の改新後だと
言われています。

戦国武将の例は
織田信長の『天下布武』
有名ですね。

引用:「天下布武」ウィキペディアより

江戸時代に入ると
庶民が台頭し、
商業や文化が
一気に花開きます。

印鑑文化もそれに伴い
生活にも深く関わって
普及していきます。

東洋に落款文化が広まるのは
漢字文化であることが
大きな理由です。

漢字何文字かで
省略文字もデザインも
自由に制作出来ます。

【水墨画】落款の位置/掛軸と屏風


現代の水墨画作品は
額装仕立ても一般的に
なっていますが、

日本家屋の中での
軸や屏風に押印する場合、
ルールがあったのでしょうか?

【水墨画】落款の位置/掛軸

掛軸/対幅

対幅

右幅は
画面向かって右端に

左幅は
画面向かって左端に

掛軸/三幅対

三幅対

中央の掛軸を除く両端の
掛軸は対幅と同じです。

中央の掛軸には
絵の陰側に入れます。

【水墨画】落款の位置/屏風

二曲一双

二曲一双
右隻の右端と左隻の左端に

六曲一双も同じく
右隻の右端と左隻の左端に

屏風を広げる際は
落款の位置を確認すれば
間違えることはありません。

最後に

いかがでしたか?

私も絵を描き始めた頃は
空白に押せばいいんだと
思って適当に押していたのを
思い出しました。

学習していく中で、
“作品のすべてに作家の
メッセージが込められて
いるんだ”と理解が進み、
作品制作への心構えも
鑑賞の仕方も変わりました。

ただ画の場合は書ほど
しっかり決められた規則が
あるわけではないようです。

今回の記事が少しでも
あなたの素敵な作品の
お役に立てれば幸いです。

まとめ

① 落款には沢山の情報が込められている
② 実践すれば鑑賞の理解も深まる
③ 落款にも遊び心を取り入れて

【水墨画】年表

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ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKAです。水墨画を独学で学んだ経験を活かし、全くの独学でも楽しめる方法を日々trial and errorで実践中。“変化・継承する素晴らしさを自然から学びたい”思いで里山暮らしを体験中。野鳥好き・猫好き。アクリル画にも挑戦中。京都生まれ