こんにちは
水墨画作家のCHIKAです。
“四君子”という名前をご存知ですか?
四君子とは
竹、梅、菊、蘭 のことです。
「四君子」は、どのような理由から、
水墨画のお手本とされているのか?
またその学び方をみていこうと思います。
▶こちらの記事は、「四君子」と水墨画に
大きな影響を与えた“画の教科書”を紹介しています。⇩
目次
【水墨画】四君子とは何?
四君子とは“草花の君子”
四君子とは
竹、梅、菊、蘭 のことです。
この4種類の植物の特長が
君子(徳が高い人格者)の持つ
特性と同じである、ということから
画題に選ばれています。
特に水墨で描かれた蘭、竹、梅は、
墨蘭、墨竹、墨梅と呼ばれ、
北宋時代の文人が始めたものと
言われています。
【水墨画】四君子/それぞれの特長とは?

草花に例えられた
君子の特長とは
どのようなものだったでしょう
梅(冬)
春まだ浅い雪の中で
百花に先駆けて
花を咲かせる。
孤高で強い精神を備えている。
蘭(春)
楚々とした気品の中に
も風格があり、
ほのかで清らかな香りは
心を浄化する
と言われている。
竹(夏)
真っ直ぐ曲がらずに成長し、
寒い冬でも青々としている。
幹の空洞は“謙虚”“無欲”
である君子の節操に
例えられている。
菊(秋)
百花が咲き終わり、
寒さが増してくる晩秋に
鮮やかで華麗に花を咲かせる。
また優雅な香りで魅了する。
中国では目出度いものを
重ねたり、多種類のものを
組み合わせたりして
さらに吉祥を願う習わしが
あります。
四君子もそのひとつです。
【水墨画】四君子に始まり終わる

水墨画を学び始めると
まずお手本となる
四君子ですが、
初心者の時だけの手本
ではありません。
描法の基本として
沢山の学びがあります。
それゆえ、技術が向上しても
常に学び続けられる“手本中の手本”
となる重要な画題です。
【水墨画】お手本になる理由とは?
書を学ぶときは
「永字八法」を大切にします。
永字八法とは
漢字の『永』の字に
書に必要な8種の技法が
すべて含まれていることです。
それと同じく
画を学ぶ者は四君子を
描くことによって
基本的な筆遣いを学べる
ということです。
●かすれ、にじみを学ぶなら、「梅」
●重なりや線の色々を学ぶなら、「菊」
●しなやかな線を学ぶなら、「蘭」
▶こちらの記事は、四君子の一つ、
「竹」の描き方を解説しています。⇩
▶こちらの記事で、「梅」の描き方を
解説しています。⇩
▶こちらの記事で、「春蘭」の描き方を
解説しています。⇩
▶こちらの記事で、「菊」の描き方を
解説しています。⇩
【水墨画】四君子を描く前に
確かに“四君子”は
水墨画を学ぶ者にとって
大切なお手本ですが、
一朝一夕に習得は
難しい画題です。
それぞれのどこがどのように
お手本になるのか?
まずは筆運び、調墨、を確かめて、
お手本通りに描いてみましょう。
とにかく最初は、描きやすい構図から、
段階を追って進めていきましょう。
▶こちらの記事では、初心者の方が
最初に覚えたい基本技法をまとめています。⇩
まとめ
いかがでしたか?
初めて水墨画を学ぶ初心者にとっては、
難しい画題だと思います。
ですが、
コツコツ積み上げていくことは、
自信につながります。
焦らず、日々の練習を楽しみましょう。
2.「四君子」には、お手本となる描法がつまっている。
3.難しい課題は、少しずつ進めていく。
▶「水墨画は才能がなくても描けます」
こちらも初心者の方におススメの記事です⇩







