こんにちは 水墨画家のCHIKAです。
筆、墨、硯が準備出来たら、
いよいよ紙選びです。
紙も和紙、宣紙等、
様々な紙があります。
淡墨の美しい滲みを表現するには、
まず「画仙紙」をおススメします。
初心者にとって、意図していない滲みは、
もどかしいものですが、
「にじみ」を楽しむことで、
水墨画上達の道が見えてきます。
▶こちらの記事では、初心者の方が、
“にじみ”とどう付き合っていくかをお伝えしています。⇩
目次
水墨画用の紙選びのポイント

水墨画に使用する紙を選ぶとき、
大切にするポイントがあります。
それは、
- 淡墨の変化がきれいに出ること
- “かすれ”がきれいに出ること
- 發墨が良いこと
では、このポイントをクリアする
紙の種類をご紹介します。
[水墨画]滲む紙、滲まない紙

水墨画で使う紙には、
中国製と日本製があります。
原材料も漉き方も違うので、
仕上がりの印象に違いが出ます。
水墨画の紙/中国製(本画宣)
中国製はよく滲みます。
滲み方が、日本製と違って、
とても柔らかいです。
原材料は、
稲藁と青檀(せいだん)の樹皮です。
厚みによっても滲み方が違って、
それぞれに美しいです。
代表的で、人気の宣紙に、
「紅星牌」
「蘭亭牌」
などがあります。
水墨画の紙/日本製(和画仙)
日本製の紙の主な原料は、
木材パルプ、藁、
楮、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)
などです。
中国産に比べて、
描き心地や仕上がりが、
多少硬い印象はあります。
發墨はとても良いです。
代表的な人気の画仙紙に、
甲州和紙、
因州和紙、
伊予和紙
があります。
[水墨画]機械漉きの紙、手漉きの紙

機械漉きと手漉きがあります。
◎手漉き和紙
職人さんが1枚1枚
手作業で仕上げます。
◎機械漉き
大型の機械を使って
大量の和紙を均一に漉いていきます。
手漉き和紙は、機械漉きに比べて、
手間がかかっている為、
高価になります。
機械漉きは、比較的安価ですが、
品質が安定していて使いやすいです。
▶こちらの記事で、滲む紙について、
もう少し詳しくご紹介しています。⇩
【水墨画】初心者におススメの紙の選び方

水墨画で使われている紙の
種類、特徴、選び方のポイントを
ご紹介してきました。
では、
初心者におススメの紙と選び方を、
もう一度、おさらいしておきましょう。
キーワードは、
「滲みを楽しめる基本の紙」です。
①水墨画練習用の「和画仙紙」
②淡墨がきれいに出る書道用半紙
理由としては、
●初心者の筆を動かすスピードが遅いうちは、
滲みを押さえたものを選ぶ。
●初心者のうちから、淡墨がきれいに出る紙で、
滲みの変化の体験が出来るもの
●書道用半紙は、枚数が多く、安価で、
気兼ねなく使用出来る。
沢山練習することで、
運筆も早くなり、描けるものも増えてきます。
▶水墨画は、才能やセンスではなく、
「慣れ」と「経験」が大きいことを
こちらの記事で、お話しています。⇩
まとめ
いかがでしたか?
紙の種類は沢山あって、
初心者の頃には選びきれません。
②水墨画の紙の種類と特徴
③初心者におススメの紙とは
この記事で、紙選びのポイントを押さえて、
無駄なく沢山練習していきましょう。
▶道具が揃ったら、描いてみよう!
筆の使い方を学ぶなら、四君子の一つ、
「竹」の記事がおススメです。⇩




