にじみが怖い初心者ほど、水墨画が苦しくなる理由

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

にじんだ瞬間、
「失敗した…」と思ってしまう。
思っていた形と違う。
止めようと思っても止まらない。

水墨画を始めたばかりの頃、
にじみはとても怖い存在です。

でも実は、
にじみを怖がるほど、
水墨画は苦しくなっていきます。

こちらも初心者さんの
悩みに寄り添った記事です。

水墨画の余白が怖い人へ|初心者がつまづく理由

出来た形を楽しんでみるのは、おすすめです


にじみは、
自分で完全にコントロールできません。

だからこそ、
思いがけない形が生まれます。

最初はそれを
「失敗」と感じるかもしれませんが、
一度、こう考えてみてください。

「こういう形になったんだな」

評価を入れず、
ただ見る。

それだけで、
にじみとの距離が少し縮まります。

滲みは「形にこだわる」意識を変えてくれます


水墨画は、
形を正確に写す絵ではありません

にじみが入ることで、
「正しい形」「きれいな形」
という考えが崩れていきます。

これは、
初心者さんにとっては苦しいですが、
同時にとても大切な経験です。

形にこだわりすぎない視点を、
にじみが教えてくれます。

様々な滲みの経験が「怖さ」を軽くします

怖さは、
知らないことから生まれます。

●どれくらい水を含ませると、どれくらい滲むのか
●紙によって、滲み方がどう違うのか

経験を重ねると、
にじみは「予測できる現象」になります。

怖さが減ると、
水墨画は一気に楽になります。

そこから、どんどん楽しくなっていきます。

少し視点を変えて、
こちらの記事も
初心者さんの悩みに寄り添った記事です。⇩

画仙紙だけ?じゃなくても水墨画を描いていい理由

にじみに慣れると見えてくるもの


にじみは、
失敗ではありません。

水墨画の中で、
とても大きな役割を持っています。

もしあなたが出会った絵の中で、
「こんな素敵な滲みを出してみたい」と、
感動する瞬間があったとしたら…

怖さをなくそうとするより、
少しずつ慣れていくことに
重点を置いていっていただきたい
と思います。

それが、水墨画と長く付き合う
一番の近道です。

きっとその先に、あなたの目指す
あなたしか描けない水墨画の世界が
広がっていると思います。

まとめ

いかがでしたか?

①出来た形で楽しんでみるの
②滲みは「形にこだわる」意識を変えてくれる
③滲みの経験が「怖さ」を軽くしてくれる

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

水墨画を始めたばかりで不安な方へ

このブログでは、
「うまく描く前に知っておいて
ほしいこと」
最初の5記事にまとめています。

▶はじめての方はこちらから ⇩

水墨画を始めた人が最初に感じる不安とは?

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住