水墨画の濃淡がきれいに出ない理由|初心者がつまずく原因と考え方

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

初心者の時には、
三墨法」の作り方は呑み込めても、
どのような状態が良いのか まで、
なかなかつかめないものです。

この解決策は、練習の積み重ね
しかありません。

ポイントは、水分コントロールに
慣れることです。

「三墨法」に慣れると墨が活きてきます


濃・中・淡、この3段階を
一筆の中に含ませるのが、
「三墨法」です。

よくある質問が、
「割合がわからない」です。

基準を決めるとすると、
①根元まで水を含ませる
②淡墨を根元近くまで含ませる
③中墨を筆の1/3ほど含ませる
④最後に濃墨を穂先に付ける

作る方法がわかったら、
割合は自由です。

その都度、変化を楽しんで
使っていきましょう。

水墨画は淡墨の表現で決まります


実は一番難しくて、
一番美しいのが淡墨表現です。
水墨画では一番よく使います。

淡墨がきれいに見えない原因は、

  • 水が多すぎ
  • 少なすぎ
  • 淡墨だけを単調に使いすぎ

などが、考えられます。

お手本の淡墨が、
どのように効果的に
表現されているか、
を確認してみましょう。

これから水墨画を鑑賞する時も、
「淡墨」に注目してみましょう。

グラデーションの考えは水彩画他と一緒です


水墨画における
「グラデーション」(一筆の濃淡)は、
筆の中の水分が移動することです。

水彩画他と同じです。

特別なことではなく、
「徐々に変わる」を意識するだけでOKです

基準を決めないからこそ、
美しい諧調が生まれます。

ここでもまた、
「偶然」がキーワードになります。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、墨の濃淡が美しく見えない
原因と考え方を見てきました。

①三墨法に慣れる
②水墨画は淡彩の表現で決まる
③墨の濃淡の考えは、水彩画と同じです

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住