画仙紙だけ?じゃなくても水墨画を描いていい理由

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

水墨画=画仙紙。
そう思っている方は、とても多いです。

確かに、
画仙紙は水墨画にとって
代表的な紙です。

でも、
“画仙紙でなければ水墨画ではない”
ということはありません。

初心者の方は、
こちらの記事も
悩みに寄り添った内容です。⇩

にじみが怖い初心者ほど、水墨画が苦しくなる理由

紙の種類だけ、描き方は存在します


紙にはそれぞれ性質があります。

●よくにじむ紙
●あまりにじまない紙
●表面に加工がある紙

どの紙にも、
その紙なりの描き方があります。

紙が違えば、
筆の運び、水分量、
墨の置き方も変わります。

紙を購入する際も、
「水墨画用紙」と表示されていないと
適していないのかもしれない。という
先入観を持ったりすることがあります。

安心してください。
紙の種類だけ表現の選択肢はあります。

ある程度、描けるようになったら、
自分の描くテーマに適したものを
使えば良いと思います。

少し視点を変えて、
こちらの記事も
初心者さんの悩みに寄り添った記事です。⇩

お手本と同じに描けない…水墨初心者の悩み

画仙紙は「にじみ」、加工紙は「ぼかし」で表現できます。

滲まない紙
滲む画仙紙

一言で「画仙紙」と言っても、
さまざまありますが、
その魅力といえば、
自然なにじみが出ることです。

滲み方にも大きな特徴があり、
それを最大限に活かしたのが、
伊藤若冲の「筋目描き」という
描き方です。

一方で、
にじみにくい加工紙では、
水と筆でぼかすことで表情を作ります。

もともと日本人は紙を加工して描く
歴史のほうが長いので、
ぼかし”を使ったグラデーションが
得意です。

どちらを選択しても
表現の仕方次第で、
水墨画として成立します。

描きたいテーマで、あなただけの水墨画を描く


描きたいテーマが先にあって、
それに合う紙を選ぶ。
この順番でも、
まったく問題ありません。

・花
・風景
・抽象

紙に合わせるのではなく、
表現に合わせて紙を選ぶ。

それも、
水墨画の楽しみ方のひとつです。

画仙紙は水墨画の入り口ですが、
出口ではありません。

いろいろな紙を使うことで、
表現の幅は広がっていきます。

まとめ

いかがでしたか?

①紙の種類だけ描き方は存在します
②画仙紙は「にじみ」、加工紙は「ぼかし」で表現
③描きたいテーマであなただけの水墨画を描く

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

水墨画を始めたばかりで不安な方へ

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ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住