こんにちは 水墨画家のCHIKAです。
水墨画を始めるのに、
まず必要になるのが、道具選びです。
その中で、最も重要なのが、
「筆」です。
筆は、初心者のうちは何本も必要ありません。
水墨画用の一本をしっかり選びましょう。
この記事では、初心者の方が迷わないための
筆の選び方をご紹介しています。
▶こちらの記事では、
「高い筆は必要か?」の疑問にお答えしています。⇩
目次
【水墨画】筆の種類と選び方のポイント

水墨画でよく使う筆です。
①付立(ツケタテ)筆
②削用(サクヨウ)筆
③面相(メンソウ)筆
水墨画の筆/①付立筆の特長

付立筆は、
面の表現を可能にするために
最も適した筆です。
この付立筆1本あれば、
穂先だけを使った線描き
または、根本まで使った
面表現まで多様に使えます。
付立筆の種類としては、
「長流」、「玉蘭」が
良く選ばれています。
【特 長】
・穂が長めで穂先が揃っていること
・腰が強く復元力があること
・水、墨の含みが良いこと
・羊毛・馬毛・狸毛・鹿毛を使用
・筆先のまとまりが良い筆を探している方
・コシのある筆を探している方
・三墨法をきれいに出したい方
※付立筆は、この後の記事、
「【水墨画】付立筆一本から始める」でも
ご紹介しています。
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水墨画の筆/②削用筆の特長

硬い線も柔らかい線も
自在に描けます。
線描きにも彩色にも使えて、
表現の幅が広がります。
【特 長】
◎腰が強い
◎穂先が効き、短め
◎水、墨の含みが良い
◎羊毛・イタチ毛を使用
・繊細な線も太い線も描きたい
・コシのある細筆を探している
・水含みが良く、彩色筆にもなる筆
💡筆者の声
<削用筆は、とても重宝しているので、
“清晨堂”メーカーのものを使っていますが、
現在は通販での取り扱いが少ないようです。
選ぶ際には、削用筆の特長を
クリアしているかが重要です>
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水墨画の筆/③彩色筆の特長

彩色したい場合に使います。
細かい彩色から面の彩色まで
幅広く使えます。
水彩画他の分野でも使われます。
【特 長】
◎墨や顔彩の含みが良い
◎穂先がきく
◎弾力がある
◎羊毛・馬毛・鹿毛・狸毛など
・付立筆と分けて使いたい
・広い面を彩色したい
💡筆者の声
<筆者は彩色筆は使わず、付立筆の
穂先が摩耗したものを彩色用に使ってます。
彩色筆を選ばれる場合は、
特長をクリアしたものをお選びください>
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水墨画の筆/④面相筆の特長

線描きのための筆で、
非常に細い穂先を持ってます。
人形や歌舞伎役者の面相を
描くところからこの名がつきました。
【特 長】
◎穂先が非常に細く長い
◎穂先のまとまりが良い
◎コシが強く耐久性に優れている
◎イタチ毛、コリンスキー
・細い繊細な線を引きたい
・細部の彩色をしたい
💡筆者の声
<「得応軒」メーカーのものを使っていますが、
通販での取り扱いが少ないようです。
面相筆を選ぶ時は、
特長をクリアしているものを
選ぶようおススメします。>
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【水墨画】付立筆一本から始める

水墨画でよく使われる筆を
ご紹介しましたが、
最初からいろいろな筆は、
必要ではありません。
◎初心者の方は、まず
「付立筆」一本を用意しましょう。
💡筆者の声
<長年愛用している熊野筆「一休園」です。
穂先のまとまりが良く、太線から細線、
面表現まで一本で描けるので、
「最初の一本」として最適です。
特に、まだ筆の使い方が安定していない方に
おススメです。>
▶こちらの記事では、
水墨画の「線」が大事な理由を解説しています。⇩
[水墨画]良い筆を選ぶ理由

良い筆の条件は、
①穂先がまとまっていること
②弾力があること
③耐久性があること
水墨画に適した毛筆は、
最初は扱い辛く感じるものですが、
初心者でも筆に慣れることで、
描けるように導いてくれます。
▶基本の「筆の使い方」を学ぶなら、
こちらの記事が最適です。⇩
【水墨画】初心者向け|入門セットという選択肢
基本的には、筆や墨は、
単品で選んだ方が失敗が少なく、
しっかり描きたい方向きです。
ただし、
・まずは気軽に始めたい
・一通り揃えて試してみたい
という方には、
入門用のセットもおススメの
選択肢になります。
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必要なものは揃ってます。⇩
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💡筆者の声
<筆や墨は、老舗メーカー品ですが、
その質にややばらつきがあるため、
慣れてきたら、ご自身にあった単品に
切り替えるのがおすすめです。>
まとめ
いかがでしたか?
今回は、水墨画を始めるにあたって、
真っ先に揃えたい「筆選び」について、
ご紹介しました。
◎良い筆の条件をしっかり押さえて選ぶ
日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。
▶筆の使い方なら、「竹の描き方」記事を
おススメします。⇩





