水墨画は一筆で描けないとダメ?初心者が知っておきたい考え方

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

水墨画は
引き算の美」とか、
一筆で表現する」とか、
よく言われるフレーズですね。

でもそれは、
「上達するための目標」であって、
初心者の段階では気にしなくても
全く大丈夫です。

筆の数は経験と共に、少なくなります


最初から一筆は、
描けなくて大丈夫です!

初心者さんがやることは、
水墨画の線を知って、
描けるようになること。

具象画=形あるものであれば、
最初は「分解描き」してみましょう。

パート練習ですね。
形をパーツごとに捉えて
描いてみる。

難しかったり、筆が止まって
しまうところの線を見直す。

そこから始めていきましょう。

一筆一筆を丁寧に観ることはとても大切です


初心者のうちは、
どうしても「作品として仕上げたい」
という気持ちから、
一筆一筆を振り返ることは、
なかなか難しいようです。

「この線はうまくいった!」
「この線は無くてもよかったかも」等々

遊びで良いので、
少し振り返ってみましょう。

その積み重ねが、
自然と“減筆”につながります。

一筆で描けないと、
「自分には才能がないのでは」と、
感じてしまう方も多いかもしれません。

水墨画は才能がないと描けないのか?
についてはこちらで詳しくお話しています。

水墨画は才能がないと描けませんか?初心者が最初に知ってほしいこと

「減筆法」はこれからの目標です


減筆法は、省略技術の集大成です。

そこまで到達すれば、達人です!!

今は目標として、意識するだけで十分です。

筆数を減らしていくためには、
筆の中に濃淡を仕込む技術も大切になります。

墨の濃淡がきれいに出ない時の考え方はこちら。

水墨画の濃淡がきれいに出ない理由|初心者がつまずく原因と考え方

まとめ

いかがでしたか?
今回は、一筆で描けないといけないか?
を見てきました。

①筆数は経験と共に少なくなる
②一筆一筆を振り返ってみる
③「減筆法」は省略技術の集大成

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

一筆で描けるようになる近道は、
実は同じモチーフを繰り返すことです。

同じモチーフを描き続ける意味については
こちらの記事でご紹介しています。⇩

同じモチーフを何度も描く意味|水墨画が上達する人の練習法

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住