水墨画の余白が怖い人へ|初心者がつまづく理由

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

水墨画を描いていると、
「ここ、空きすぎじゃない?」
「何か描き足した方がいいのでは…」

と、余白がとても気になる瞬間があります。

実はこの感覚、
水墨画を始めたばかりの人ほど
強く感じやすいものです。

この記事では、
・ なぜ余白が怖くなるのか
・そしてどう向き合えばよいのか を、
初心者の目線で整理していきたいと
思います。

「余白」を大切にするのは、この理由からです


水墨画では、 描かれていない部分も含めて
一つの絵と考えます。

余白は「何もしていない場所」ではなく、
空気・間・静けさを表すための場所です。

なんですが!!

最初はそう思えなくて当然です。

なぜなら、私たちは
「白いところは埋めるもの」
という感覚で絵に触れてきたからです。

「余白は絵の一部」という考え方が基本です


水墨画では、
墨で描いた部分と同じくらい、
描かなかった部分が意味を持ちます。

余白があるからこそ、
墨の一筆が生きて見える。

逆に言えば、
余白が怖くなるのは
「ちゃんと描こうとしている証拠」
でもあります。

まずは「墨の濃淡を大切に」を意識しましょう

余白が不安なときほど、
描き足すのではなく、
今ある墨の濃淡を見直すのがおすすめです。

  • 濃すぎないか
  • 同じ調子が続いていないか
  • にじみが活きているか

余白は「何かを足す場所」ではなく、
墨を引き立てる場所です。

描き続けることでバランスが身に付きます


余白のバランスは、
考えて身につくものではありません。

描き続けていく間に、
「やり過ぎたな」
「空き過ぎたな」
を繰り返す中で、
少しずつ感覚として残ったものが、
身についていきます。

怖さを感じながら描いているなら、
それはちゃんと前に進んでいる証拠です。

筆者もいまだに、怖さと満足感とを
行ったり来たりしています(笑)

まとめ

いかがでしたか?

①余白は絵の一部である
②余白は「絵を引き立てる場所」
③描き続けることでバランスが身に付きます

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

水墨画を始めたばかりで不安な方へ

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