何を描けばいいか、わからない日の水墨画練習

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

今日は時間があるのに、
何を描けばいいのかわからない。

半紙を前にして、
筆を持ったまま止まってしまう。

水墨画を続けていると、
こういう日は必ずやってきます。

でもそれは、
やる気がないからでも、
感性が枯れたからでもありません。

「次の段階に入ろうとしている合図」
でもあるのです。

こちらの記事も
初心者さんの悩みに寄り添った記事です。⇩

描き始めてすぐ嫌になるのはなぜ?水墨画初心者の壁

「何を描けばいいかわからない」は自然な状態です


初心者の頃は、
お手本があれば描けます。

でも少し慣れてくると、
「これを描きたい」というものが
はっきりしなくなる時期が訪れます。

これは、 ただ写す段階から、
考えて描く段階へ移っている証拠です。

つまり、
何を描けばいいかわからないのは、
止まっているのではなく、
進んでいる状態なのです。

そんな日は「描くもの」を探さなくて大丈夫です


描くものが浮かばない日に、
無理に題材を探そうとすると、
かえって苦しくなります。

そんな時は、
「描くもの」ではなく
「描く行為」だけに目を向けてみましょう。

  • 墨の濃さを変えて線を引く
  • にじみを試す
  • 筆の入りと抜きを確認する

これは立派な練習です。

作品を作らなくても、
水墨画の時間として
何も間違っていません。

むしろ気持ちが落ち着き、
とても有意義な時間になります。
おススメです。

身近すぎるものほど、水墨画向きです

 

「決まらない日は、目の前から」

どうしても何か描きたい時は、
特別な題材を探さなくて大丈夫です。

・コップ
・湯のみ
・小皿
・花瓶

形が単純で、
動かないものほど描きやすいです。

「これでいいのかな?」
と思うくらいでちょうど良いのです。

うまく描こうとしない日を作りましょう


何を描けばいいかわからない日は、
「うまく描こう」とする気持ちが
強くなりがちです。

そんな日は、
完成させなくても構いません。

途中でやめてもいい。
失敗してもいい。

むしろ、
そういう日の一枚が、
後から見ると一番ヒントをくれることも
あります。

少し視点を変えて、
こちらの記事も
初心者さんの悩みに寄り添った記事です。⇩

形が崩れても、水墨画として成立する基準

今日は描けなくても大丈夫


何を描けばいいかわからない日は、
描けなくなった日ではありません。

水墨画と自分自身との距離を
測り直している日です。

今日は描けなくても大丈夫。
筆を置いても大丈夫。

また描きたくなった時、
墨と紙はちゃんとあなたを
迎えてくれます。

「筆を持ったら安心する」
そんな思いも素敵ではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

①描くものを探さなくても大丈夫
②描く行為に目を向けましょう
③身近すぎるものほど水墨画向けです

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

水墨画を始めたばかりで不安な方へ

このブログでは、
「うまく描く前に知っておいて
ほしいこと」
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水墨画を始めた人が最初に感じる不安とは?

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住