水墨画初心者|線が震えるのは下手だから?

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

線が震えるのは下手だからでしょうか?

いいえ、
それは初心者の方の誰もが抱く疑問です!

この記事を最後まで読むことで、
その疑問を払拭していただきたいと思います。

線が震えるのは下手だからではありません


線が震えるのは、下手だからではありません。
多くの場合、次のような理由が考えられます。

  • 余分な力が入っている
  • うまく描こうと意識しすぎている
  • 始点と終点が定まっていない

これはすべて、初心者の自然な反応です。
つまり、今はスタート地点に立っているだけです。

ではその解決策をお伝えします。

  • 余分な力は抜きましょう

    肩、腕を軸にして動かすこと。
    筆は軽く軽く持つことで解決に近づきます
  • 上手く描こうと意識してしまう

    練習する前にたくさんなぐり書きをしてみましょう。
    意味のない作業をすることで無心になれます。
    リズム感良く動かせたら、なお楽しいです。
  • 筆の始点、終点をしっかり意識する

    どこから始めてどこで終わるかは、
    筆を動かす前に確認しておきます
    そうすることで迷いなく線が引けます。
    最初は短い線から始めましょう。

これら3点を意識するだけで、ずいぶんリラックスして
筆を動かせるようになります。

水墨画は「指」ではなく「腕」で描く画です


毛筆を使う水墨画は、腕で描く画です。
鉛筆持ちでは描けません。

なぜなら力が必要ないからです。

鉛筆だとどうしても指先に力が入ります。
それに比べて毛筆は肩・腕を軸にして描くため、
伸びやかな自由な線を描くことが出来るのです。

これはちいさな画面でも大きな画面でも同じです。

なぜ水墨画では線がこれほど大切なのか


なぜ水墨画はを重要視するのでしょう?
それは東洋画の中心的考え方があるからです。

  • 画家が筆に込めた力加減が線に現れ、
    「そこに生命感が宿る」と考えられていること
  • 一発勝負の修正が効かない墨の線には、
    画家の精神状態がダイレクトに表現されるから
  • 一本の筆で、質感、遠近感、量感、陰影まで
    表現することが出来るため

このような精神修行的な考えがあるため、
特別な人のための芸術と思われがちですが、
それは現時点では横に置いて忘れましょう。

毎回の課題を楽しんで取り組むことが、
上達の一番の早道です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「線が震えるのは下手だから?」
の疑問について、その捉え方と解決策を見てきました。

①「線が震える」3点の理由と解決策
②水墨画は「腕」を使って描く画
③水墨画は「線が大事」な理由

是非、日頃の練習に取り入れてみてください。

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKAです。水墨画を独学で学んだ経験を活かし、全くの独学でも楽しめる方法を日々trial and errorで実践中。“変化・継承する素晴らしさを自然から学びたい”思いで里山暮らしを体験中。野鳥好き・猫好き。アクリル画にも挑戦中。京都生まれ