薄墨がきれいに出ない理由|失敗しないコツ

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

「三墨法」を作ろうと、
調墨したつもりなのに、

・全体的に濃くなってしまった
・薄墨が単調になってしまった

こんな経験で悩んでいませんか?

それは、水分コントロールに
原因があります。

解決するには、
筆・墨・紙の“扱い方”を知ることで、
大きく変わります。

水墨画初心者の 薄墨がきれいに出ない理由

水墨画では、
淡墨をきれいに出すのが、
一番難しい課題になります。

実はここでつまずく方がとても多いです。

薄墨がきれいに出ない理由としては、
・水が多すぎ
・水が少なすぎ
・薄墨が単調

これらが考えられます。

それでは解決方法を見ていきましょう。

薄墨がきれいに出ない理由|①水分量の調節


水分量といっても、
基準が決まっている
わけではありません。

最初は、「このくらい」
という正解を決めずに、
描きながら変化を感じることが大切です。

慣れないうちは、筆の中の水分が、
「徐々に変化していく」ことを
意識しておけばOKです。

実際に描く時には、
その都度、調墨していきます。
それゆえ、筆の中の水分は、
変化を続けています。

変化を楽しみながら、
繰返し練習していくことで、
自然と身に付いていきます。

薄墨がきれいに出ない理由|②薄墨が単調になる

しっかり調墨したつもりでも、
メリハリのない薄墨になる
場合があります。

その原因としては、

・水が多すぎる
・濃墨・中墨が少なすぎる

これらが挙げられます。

解決策としては、
●余分な水分を拭き取る
●濃中墨を馴染ませるために、
 筆をしっかり回転させて仕込む

これらを意識して繰返すことで、
徐々に手順がわかって、
濃淡のメリハリが出てきます。

そこまでくれば、
変化が楽しくなってきます。

実際の教室でも、スタート時点では、
調墨に手こずっていた初心者さんも
回数を重ねるごとに、
きれいな淡墨を出されています。

「偶然」を楽しみながら、
繰返し練習していきましょう。

薄墨をきれいに出すための筆の動かし方


薄墨がきれいに出ないのは、
水分量だけではありません。

筆の角度や動かし方によっても
印象が大きく変わります。

●筆を立てるか、寝かせるか
●筆を早く動かす、ゆっくり動かす
●淡墨の「かすれ」「にじみ」

出来た薄墨が正解になります。
回数を重ねることで、
自然と整っていきます。

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まとめ

いかがでしたか?

①薄墨がきれいに出ない理由は3つ
②解決策を知って、コツをつかむ
③実は「にじみ」より、「線」を見よう

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住