水墨画初心者がつまづきやすいポイント10選|上達が遅れる原因

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

「これは私だけ?」

・思った以上ににじんでしまう
・筆が思うように運んでくれない
・下書きがないと不安      等々

それは、初心者の頃に必ず誰もが
やりがちな“あるある”のことなんです。

でも、そのままにしておくと、
上達を遅らせることになってしまいます。

先に進めば進むほど、
原因が掴めなくなる可能性もあります。

十のうち一つでも思い当たるものがあれば、
ピンポイントで修正出来るチャンスです!

解決策を知って、
しっかり見直していきましょう。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因①重ね描き

①重ね描きしてしまう

初心者の頃は、
つい、やってしまう行為 の一つです。

解決策としては ⇩
「一筆で描き切る」を練習する

最初は、短い線から始めましょう。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因②筆の持ち方

②指先に力を入れて握ってしまう

つまり、「鉛筆持ち」してしまう。

初心者さんの多くは、
毛筆に慣れないため、
鉛筆持ちになってしまいます。

解決策としては ⇩
◎毛筆の扱い方を知る。
◎腕、肩を使う

この2点を変えるだけで、
かなり楽に筆を動かせるようになります。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因③水分量

③水分量がわからないまま描く

水を含ませすぎたり、
濃墨のまま描いてしまう。

解決策としては ⇩
◎筆に含ませる方法
◎筆の運び方を練習する

それぞれに、
水墨画特有の学び方があります。

ここをしっかり押さえて
練習することで、
水分量をコントロール出来るようになり、
「にじみ」が怖くなくなります。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因④下書き

④下書きをしないと描けない

初心者のうちは、
にじむ紙で描くこと自体、
難易度が高いことです。

そのため、
下書きをするのは、
やってしまいがちです。

解決策は ⇩
「出来た線を楽しむ、
そこから形を作っていく」と捉える

ここは、テクニックの問題ではありません。

「こんな風ににじむんだ」と発見したら、
そこから形を作っていく。
そんな流れを楽しんでみましょう。

“にじみ”の捉え方も変わってきます。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑤失敗が怖い

⑤失敗が怖い

初心者の頃は、特に
白い紙に下書きなしで筆を下すのは、
かなりの勇気がいります。
緊張も走ります。

そのような状態で描き始めるのですから、
「出来ない」が口癖になって、
手元が動かない のはごく自然です。

解決策は ⇩
「今は、この線なんだ」と
出来た線を面白がる余裕を持つ ことです。

筆者のおススメは、
基本を知って、
「なぐり描き」をたくさんすることです。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑥難しいお手本

⑥焦って難しいお手本に手を出してしまう

  • すぐに、お手本通りに描こうとする。
  • 「描きたいから」と、
    難しい画題を選んでしまう。

これは、初心者に限らず、
ある程度、描けるようになっても、
やってしまうことです。

解決策は ⇩
早く描きたい気持ちを少し抑えて、
まずは、道具に慣れましょう。

お手本の選び方として、
簡単シンプルな 形から
始めていきましょう。

少し物足りないくらいが、
ちょうど良い加減です。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑦形を真似る

⑦手本を“形”だけ真似してしまう

  • 線の流れを見ず、形だけ追ってしまう
    例えば、
    ▶線の順番を見ていない
    ▶始点・終点を見ていない 等々
解決策は ⇩
まずは「どんな動きで描いているか」を見る

これは、画像や文章では
掴みにくいところです。

実際の動きを見ることで、
理解が進みます。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑧「墨」の扱い方

⑧道具の扱い方によるつまづき
「墨」

  • 墨の濃淡の作り方を
    よく理解出来ないまま描いている
  • 固形墨と墨汁の使い分けが理解出来ない
解決策は ⇩
◎三墨法の作り方を覚える
◎固形墨と墨汁の扱い方を知って
使い分けする

特に「三墨法」は、
水墨画を楽しむために
欠かせない調墨法です。

しっかり覚えて慣れていきましょう。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑨「筆」の手入れ

⑨道具の扱い方によるつまづき
「筆」

筆を使ったあと、そのままにしてしまう

筆先が割れる、形が崩れる、
描きにくくなる

解決策 ⇩
・筆は使ったあと、 根元を念入りに、
・墨を押し出すように 優しく洗い、
・穂先を整えて乾かす。

毛筆は、穂先も大事ですが、
根元の部分は特に墨が溜まって
しまうところです。

使ったら必ず洗うのを
忘れないようにお手入れしましょう。

水墨画初心者|上達を遅らせる原因⑩「筆」の扱い方

⑩筆の穂先だけを使う

  • 文字を書くように、
    穂先だけで描こうとする
解決策は ⇩
穂先から腹、根本まで使って
描くことを練習する

筆の使い方・動かし方を知ることで、
さまざまな表現が可能になります。

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「水墨画は、“うまく描く”より、
まずは筆と墨に慣れていくことが大切です。

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ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住