墨がにじまないのはなぜ?初心者がやりがちな3つの原因

こんにちは 水墨画家のCHIKAです。

初心者の方の筆の動きを見ていると、
墨が上手く滲まないことがあります。

それは、
・墨が濃過ぎる
・筆が乾き気味
・紙に染みる前に筆を動かす

つまり、
水分量の減らし過ぎと、
筆を早く動かし過ぎが原因です。

「にじみ過ぎも困るけど、
にじまないのも困る」
そう感じたことはありませんか?

解決するには、
滲み過ぎと同じく、
筆・墨・紙の“扱い方”で、
大きく変わります。

滲まないのはなぜ?初心者のやりがちな理由


次の3つが原因です。

① 水分が足りない
② 紙が思ったより滲みにくい
③筆運びが速すぎる

一つずつ見ていきましょう。

滲まないのはなぜ?|① 水分が足りない

水分が足りない理由は、

●筆が乾き気味
●墨が濃すぎる

この2点が考えられます。

初心者の方は、この水分量の加減が、
うまくつかめないのが、
にじまない原因の一つです。

●筆に仕込む「調墨」方法を覚える。
●濃墨より淡墨に注意を払う
●お手本を参考に繰返し描く

理屈はわかっても、
濃淡の加減は一度で身に付く
ものではありません。

教室でもこの部分でつまずく方が多いです。

繰返し繰り返し描くことで、
墨の濃淡と水分量の加減が
出来るようになります。

滲まないのはなぜ?| ②紙が滲みにくい

画仙紙と違って、
思ったより半紙は滲みません。

グラデーションを作ったつもりで、
墨が広がらなかったのは、
水分量の調節が、
うまくいかなかったのが原因です。

解決策としては、

●濃淡が出るように調墨する
●筆の角度、動かし方で違いを知る

これらを意識することで、
水分量をコントロール出来る
ようになります。

実際、教室でも初心者さんは、
上手くつかめないので、
スタート時点では苦労されています。

それでも回数を重ねていくうちに、
コントロールが上手くいくようになり、
グラデーションをきれいに
出せるようになります。

滲まないのはなぜ?|③筆運びが速すぎる

筆の運びが速すぎると、
グラデーションがうまく
表現出来ません。

解決策としては、

●その都度、しっかり調墨する
●筆を倒し気味に、ゆっくり筆を動かす

この2点を意識して、
濃淡の加減を学習していきましょう。

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ここは頭で理解するより、
実際に手を動かして覚えるのが近道です。

まとめ

いかがでしたか?

①墨が滲まない理由は、3つ
②道具を知る、「調墨」法を覚える
③線の感覚を身につける

日頃のお稽古のヒントになれば幸いです。

ABOUT US

はじめまして 水墨画作家のCHIKA.Nです。水墨画を独学から始め、描き続けてきた絵描きです。初心者や独学者がつまずきやすいポイントを、技法だけでなく「考え方」から伝えること。そして上達の速さより続けることを大切にお伝えしています。 水墨画を少し安心して続けられる場所として、このブログを運営しています。  京都生まれ、兵庫県在住